カテゴリ:restoration( 5 )

修復のご依頼について

有り難いことに修復のお問い合わせが続いています。

そこで、お尋ねの多い修復の受注方法についてお知らせしておきます。

受け付けているのは家具などの古い木製品、金属製品。
まずは画像をメールで送ってください。
修復可能か、概算の費用、納期などお知らせします。

工房は足利市にあります。直接持ち込みでもお承けできますが、
毎週土曜は青山の「AOYAMA WEEKLY ANTIQUE MARKET」におりますので、
そこでの受け渡しも可能です。
引き取り、納品についてはご相談ください。首都圏であれば伺うことも可能です。
宅配便をご利用になる方も多くなっています。
ヤマト運輸の小さな引っ越し便を利用すると費用はかかりますが、
引き取りに来て梱包も全部やってくれます。

というわけで作業場は片付く暇もなく、画像のように相変わらず散らり放題。
早くなんとかしなくてはと焦っています。
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来週からヨーロッパを廻ってきますので暫くお休みになりますが。

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by guthries | 2015-05-06 17:38 | restoration

粉砕骨折

緊急の修理依頼、運送中の事故だそうです。
手を滑らせて落としたのでしょうか?
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脚が1本、根本からポッキリと折れています。
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ストレッチャーも粉々に割れています。
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ジグソーパズルのように組み立てていっても
欠損しているところも数カ所あり。
相当な力がかかったらしく木自体も曲がってしまっています。

足りない部分は埋木をしてなんとか組み上げました。
下色を入れて様子を見ます。
筋が入ってしまった部分をなんとかしなくては、、、
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なんとか目立たなくなってきました。
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壊されたお客様の心の傷を軽くするには
元の状態より、少しでも善くしなくては、、、
全体にワックスをかけて磨いているところです。

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by guthries | 2015-04-14 21:18 | restoretion

修復のお仕事

偉そうに忙しい!忙しい!と騒いでいるけど、いったい何をやっているの???
とお思いでしょうが、特別変わったことをしているわけではありません。

毎週末,青山で開催しているマーケットの運営をし、買い付けてきた品物の整理、
手入をしながら代官山のツタヤで展示し、秘密基地では家や作業場の修繕をしながら
デザイナーと組んでやっているプロダクツの企画、製作などをしていると
あっという間に時間が過ぎていくのです。

それ以外にも家具や道具類の修復の仕事もあるのです。
引っ越ししている間は場所もない上に道具や材料も箱詰めしてあるので、
できるだけ待ってもらっていたのですが、それでも急ぎの仕事は仲間から
材料を分けてもらってなんとかこなしていました。
荷物の移動が終わって、作業場が使えそうになってくると溜まっていた
修理品が一斉に押し寄せてきました。
持ち込まれるものは、和物、洋物,アジア、アフリカまで様々です。

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移動は終わったものの、まだ道具類は箱の中、修理しながら開梱して探すというわけで
なかなか作業が進みません。ご依頼いただいてもまだ、お預かりできていないお客様は
もう暫くお待ちください。

木製品と金属の修復を承っていますので、ご希望の方はこのブログのコメント欄を使ってください。
非公開にすれば私以外は見ることができなくなります。
少しお待ちいただくことになるとは思いますが、頑張って直します。

こうやって作業に追いかけられていると、早世した戦前のオートバイの修理を生業としていた友人が
自戒の念を込めて言っていた言葉が思い出されます。
  「早い、安いも腕のうち」
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by guthries | 2014-12-07 00:28 | restoretion

テーブルの組み立て

イタリアで買い付けた家具たちはリボルノを出港したと連絡がありました。
年内の受け取りは難しそうです。無事に着いてくれると良いのですが、、

作業場も少し片付いて、作業台の上が空いたので、荷物が届く前に
東京で下処理をしておいた栗のテーブルを組んでしまうことにしました。

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とりあえず仮組してみてびっくり仰天!溝もホゾも何もなく、ただ角材を切って組み合わせただけなのに
組み立ててみるとガッチリしていて、全くグラつきません。そのまま使えそうなほどです。
もちろん仮組ですから、ネジも釘も接着剤も使っていません。

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イギリスやフランスではあまり見掛けないこの脚の組み方、強度面では実に優れたやり方だと感じます。
デザイン的には好みの別れるところですが、このようなラフなテーブルには悪くないと思います。
今回買い付けた修道院のテーブルも同じような構造でしたから、イタリアでは
昔からよく使われている形なのかもしれません。

オリジナルは接合部を釘で打ってあるだけでしたが、念のため木ネジで固定しました。
仕上はどうしようか迷っています。
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by guthries | 2014-11-20 00:14 | restoretion

栗の木

拠点が決まって、移転の準備をしています。

八王子の倉庫から荷物を移動するために、まずは残された物を撤去しなくてはなりません。
一気に片付けたいところなのですが、来週に迫ったマーケット再開の準備で、なかなか東京を離れられません。
悶々としていても仕方ないので、東京でもできることを進めることにしました。

新拠点が決まったら使おうと思っていた栗のテーブルの準備です
以前にイタリアから取り寄せた百年くらい前の物で、未製材の角棒で
組み上げた脚に荒削りな天板が載せられています。
「簡単にバラせるよ」という現地のディーラーの言葉を信じ
送料をケチって解体して送ってもらいました。
届いてみると、ダメージはなく問題なく組み上げられそうですが
何しろ凄い汚れよう。まずは水洗いをすることにしました。
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ホースで勢いよく水を掛けながら亀の子束子で汚れを落として、
でてきたのがこの木肌。栗材はあまり扱ったことがなかったのですが
独特の色味と荒っぽい風合いが魅力的。新拠点にはピッタリです。
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こんな虫食いもあり、どう仕上げようか思案中です。
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by guthries | 2014-06-26 02:34 | restoretion